2025/09/28:v1.5.2公開
ふりがな切り替え(Furigana Toggle)
ルビをワンクリックでON/OFFできるWordPressプラグイン

- 1. ふりがな切(き)り替(か)え(Furigana(ふりがな) Toggle(とぐる)) ルビ(るび)をワンクリック(わんくりっく)でON(おん)/OFF(おふ)できるWordPress(わーどぷれす)プラグイン(ぷらぐいん)
- 2. 主(おも)な特長(とくちょう)
- 3. 導入(どうにゅう)メリット(めりっと)(教育(きょういく)・学習(がくしゅう)・運営(うんえい))
- 4. 使(つか)い方(かた)
- 4.1. プラグインぷらぐいんをダウンロードだうんろーど&有効化ゆうこうか
- 4.2. 設定せってい画面がめんでボタンぼたんや既定きてい状態じょうたいを調整ちょうせい
- 4.3. ショートコードしょーとこーどを記事きじに挿入そうにゅう
- 5. デモ(でも)
- 5.1. フローティングボタンふろーてぃんぐぼたん
- 5.2. クラシックくらしっくメニューめにゅー追加ついか
- 5.3. ショートコードしょーとこーどボタンぼたん
- 6. 導入(どうにゅう)事例(じれい)
- 7. FAQ(よくある質問(しつもん))
- 8. 仕様(しよう)
- 9. 利用規約(りようきやく)・免責事項(めんせきじこう)
本文がいつもふりがな付きだと、漢字が読める人には少し読みづらい。一方で、日本語学習者や子どもにはルビが必要。この両立を簡単に解決するのが 「ふりがな切り替え(Furigana Toggle)」。訪問者ごとにルビのON/OFFを切り替えられ、教育・学習支援/NPO・ボランティアのサイト運営に最適です。
- まず最初に:自動でふりがなを付ける機能はありません。 すでにあるルビ(
<ruby><rt>)のON/OFFを切り替えるプラグインです。自動付与を検討中の方は「AIルビメーカー (ChatGPT)」をお覧ください。 - 本プラグインは無料で利用できますが、利用は自己責任・基本サポートなしです(ページ末尾の「利用規約」参照)。
主な特長
- フロートボタンでON/OFF:四隅いずれかに常駐
- ショートコード:ボタンを任意位置に設置
- 印刷対応:現在のON/OFF状態をそのまま反映
- プライバシー配慮:Cookie不要、ON/OFFのみ保存
- テーマ依存が少ない:HTMLルートにクラス付与+1行のCSSで
<rt>を制御
導入メリット(教育・学習・運営)
- 読みやすさ改善:必要な人だけルビを表示
- 日本語学習支援:学習者や児童向けに可読性を確保
- NPO・ボランティアに最適:低コスト・低工数で導入
- 印刷運用が安心:印刷前にONにすれば、配布資料もふりがな入りで出力
使い方
プラグインをダウンロード&有効化
ZIPをインストール→ 有効化。ダウンロード:こちら
設定画面でボタンや既定状態を調整
WP管理画面→設定→Furigana Toggle
- ラベル:ボタン文言
- オン/オフのラベル:表示状態/非表示状態の表示文言
- 初期状態:オン/オフ(初回訪問時の状態)
- 表示方法:フローティング(全ページ)/ショートコードのみ
- フローティングボタンの位置:右下/左下/左上/右上
- オフセットX/Y(px):フローティングボタンの位置調整
- <rt>が無いページではボタン非表示
- (上級)メニュー自動追加のロケーション:クラシックメニューに自動追加
ショートコードを記事に挿入
ショートコード例:
[furigana_toggle]
[furigana_toggle label="ふりがな"]
[furigana_toggle on_label="けす" off_label="つける"]
- フローティングボタンの場合は、ステップ2の設定通り表示されていることを確認
参考:ボタン装飾CSSガイド
デモ
ボタンをクリックし、実際のON/OFFをお試しください。
ふりがな(ルビタグ<ruby>)付きの例文
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。(夏目漱石「坊っちゃん」)
フローティングボタン
本ページ右下に常時表示されているボタンです。
クラシックメニュー追加
本ページのフッターメニュー右端に表示されています。
ショートコードボタン
①
②
ショートコード例:
① [furigana_toggle]
② [furigana_toggle label="ふりがなを" on_label="けす" off_label="つける"]
導入事例
FAQ(よくある質問)
-
文章に自動でふりがなを付けられますか?
-
いいえ、本プラグインは自動付与に非対応です。既存のルビ(<ruby><rt>)をON/OFFで切り替えるツールです。自動付与が必要な方は AIルビメーカー(GPT) をご利用ください。
-
<ruby>以外(独自のspan)でも使える?
-
はい。テーマCSSに
.furiganaを定義し、.furigana-off .furigana { display: none !important; }を追加してください。
-
ブロックテーマでも使える?
-
フロートボタン(FAB)とショートコードは利用可能です。メニュー自動追加はクラシックメニュー専用です。
-
プライバシーやCookieの扱いは?
-
Cookieは使用せず、
localStorageにON/OFFのみ保存します(キー:furiganaTogglePref)。個人情報は保存しません。
-
印刷時の挙動は?
-
現在のON/OFF状態をそのまま反映します。印刷物でルビを表示したい場合は、印刷前にONにしてください。
教育現場や日本語学習を支援するサイトにぴったりの、軽量なルビき替えWordPressプラグインです。まずは体験して、必要に応じてサイト全体に導入してください。
仕様
- フロートボタン(FAB)でON/OFF:四隅のいずれかに常駐。キーボード操作にも対応。
- ボタン位置の調整:オフセット指定で四隅に配置可能。
- ショートコード:任意位置に設置。ページ単位でラベル上書きも可。
- 印刷対応:印刷時は現在のON/OFF状態をそのまま反映
- アクセシビリティ:セマンティックな
<button>、aria-pressed、.ft-label/.ft-state構成 - プライバシー配慮:Cookie不要、
localStorageにON/OFFのみ保存(保存キー:furiganaTogglePref) - 仕組み:
<html>にクラスを付与し、1行のCSSで<rt>を非表示。 - 区切り表示:
.ft-labelと.ft-stateで視覚テキストと状態を分離。記号は擬似要素(CSS)で付与を推奨。 - クラシックメニュー:locationに自動追加(クラシックメニューのみ。ブロックテーマでは非推奨)
- 描画前反映:FOUC回避のスクリプトで初期状態を先に適用。
- アンインストール時の挙動(v1.4.7 以降):WP管理画面で「削除」を実行すると、保存済み設定(furigana_toggle_options)が当該サイトから削除。 ブラウザ側の localStorage(furiganaTogglePref)はサーバーからは削除できないが、プラグイン削除後は無効。
利用規約・免責事項
最終更新:2025/09/18
- ライセンス
- 本プラグインのソースコードは GNU GPL v2 or later です。 本記載は GPL の権利(改変・再配布・商用利用等)を制限しません。
- 提供形態
- 現状有姿(AS IS)。明示・黙示を問わず一切の保証はありません。
- 免責
- 導入・利用・改変・再配布等により生じたいかなる損害についても、 法の許す最大範囲で制作者は責任を負いません。
- サポート
- 一般向け個別サポートは原則なし。保守契約のお客様には契約条件に基づき対応します。
- データとセキュリティ
- ブラウザlocalStorageにON/OFF(キー:furiganaTogglePref)のみ保存。Cookie/個人情報は不使用。 厳格な CSP 環境ではスクリプト外部化や nonce/hash の設定が必要になる場合があります。
- 互換性
- 動作確認の目安:WordPress 6.6 / PHP 7.4+。 ブロックテーマのメニュー自動追加は非推奨(FAB/ショートコード推奨)。将来の互換維持は保証しません。
- 配布と出所表示
- 正規配布元は このページ です。 第三者配布物の完全性・安全性は保証しません。 「Furigana Toggle」および「千葉まちづくり工房」は当方の製品名/ブランド名です。 後援・提携等の誤認を招く表示は禁止します。
- 変更
- 仕様変更・公開停止・配布終了を予告なく行う場合があります。 取得済みコピーの GPL ライセンス効力は継続します。
- 連絡先
