2025/09/18:v1.4.6公開

ふりがな切り替え(Furigana Toggle)
ルビをワンクリックでON/OFFできるWordPressプラグイン

ふりがな切り替え(Furigana Toggle)の動作イメージ

本文がいつもふりがな付きだと、漢字が読める人には少し読みづらい。一方で、日本語学習者や子どもにはルビが必要。この両立を簡単に解決するのが 「ふりがな切り替え(Furigana Toggle)」。訪問者ごとにルビのON/OFFを切り替えられ、教育・学習支援/NPO・ボランティアのサイト運営に最適です。

  • まず最初に:自動でふりがなを付ける機能はありません。 すでにあるルビ(<ruby><rt>)のON/OFFを切り替えるプラグインです。自動付与を検討中の方AIルビメーカー(GPT)をご覧ください。
  • 本プラグインは無料で利用できますが、利用は自己責任基本サポートなしです(ページ末尾の「利用規約」参照)。

主な特長

  • フロートボタンでON/OFF:四隅いずれかに常駐
  • ショートコード:ボタンを任意位置に設置
  • 印刷対応現在のON/OFF状態をそのまま反映
  • プライバシー配慮:Cookie不要、ON/OFFのみ保存
  • テーマ依存が少ない:HTMLルートにクラス付与+1行のCSS<rt>を制御

導入メリット(教育・学習・運営)

  • 読みやすさ改善:必要な人だけルビを表示
  • 日本語学習支援:学習者や児童向けに可読性を確保
  • NPO・ボランティアに最適:低コスト・低工数で導入
  • 印刷運用が安心:印刷前にONにすれば、配布資料もふりがな入りで出力

使い方

プラグインをダウンロード&有効化

ZIPをインストール→ 有効化。ダウンロード:こちら

STEP
1

設定画面でボタンや既定状態を調整

WP管理画面設定Furigana Toggle

  • ラベル:ボタン文言
  • オン/オフのラベル:表示状態/非表示状態の表示文言
  • 初期状態:オン/オフ(初回訪問時の状態)
  • 表示方法:フローティング(全ページ)/ショートコードのみ
  • フローティングボタンの位置:右下/左下/左上/右上
  • オフセットX/Y(px):フローティングボタンの位置調整
  • <rt>が無いページではボタン非表示
  • (上級)メニュー自動追加のロケーション:クラシックメニューに自動追加
STEP
2

ショートコードを記事に挿入

ショートコード例:
[furigana_toggle]
[furigana_toggle label="ふりがな"]
[furigana_toggle on_label="けす" off_label="つける"]
  • フローティングボタンの場合は、ステップ2の設定通り表示されていることを確認
STEP
3

デモ

ボタンをクリックし、実際のON/OFFをお試しください。

ふりがな(ルビタグ<ruby>)付きの例文

親譲おやゆずりの無鉄砲むてっぽう小供こどもときからそんばかりしている。小学校しょうがっこう時分じぶん学校がっこう二階にかいからりて一週間いっしゅうかんほどこしかしたことがある。なぜそんな無闇むやみをしたとひとがあるかもれぬ。別段べつだんふか理由りゆうでもない。新築しんちく二階にかいからくびしていたら、同級生どうきゅうせい一人ひとり冗談じょうだんに、いくら威張いばっても、そこからりること出来できまい。弱虫よわむしやーい。とはやしたからである。小使こづかいぶさってかえってとき、おやじがおおきなをして二階にかいぐらいからりてこしかすやつがあるかとったから、このつぎかさずにんでせますとこたえた。(夏目なつめ漱石そうせきっちゃん」)

フローティングボタン

本ページ右下に常時表示されているボタンです。

クラシックメニュー追加

本ページのフッターメニュー右端に表示されています。

ショートコードボタン

① 

② 

ショートコード例:
① [furigana_toggle]
② [furigana_toggle label="ふりがなを"  on_label="けす" off_label="つける"]

FAQ(よくある質問)

文章に自動でふりがなを付けられますか?

いいえ、本プラグインは自動付与に非対応です。既存のルビ(<ruby><rt>)をON/OFFで切り替えるツールです。自動付与が必要な方は AIルビメーカー(GPT) をご利用ください。

<ruby>以外(独自のspan)でも使える?

はい。テーマCSSに .furigana を定義し、.furigana-off .furigana { display: none !important; } を追加してください。

ブロックテーマでも使える?

フロートボタン(FAB)とショートコードは利用可能です。メニュー自動追加はクラシックメニュー専用です。

プライバシーやCookieの扱いは?

Cookieは使用せず、localStorageON/OFFのみ保存します(キー:furiganaTogglePref)。個人情報は保存しません。

印刷時の挙動は?

現在のON/OFF状態をそのまま反映します。印刷物でルビを表示したい場合は、印刷前にONにしてください。

教育現場や日本語学習を支援するサイトにぴったりの、軽量なルビ切り替えWordPressプラグインです。まずは体験して、必要に応じてサイト全体に導入してください。

仕様

  • フロートボタン(FAB)でON/OFF:四隅いずれかに常駐、キーボード操作にも対応
  • ボタン位置の調整:オフセット指定で四隅に配置可能
  • ショートコード:任意位置に設置、ページ単位のラベル上書きも可
  • 印刷対応:印刷時は現在のON/OFF状態をそのまま反映
  • アクセシビリティ:セマンティックな <button>aria-pressed.ft-label/.ft-state 構成
  • プライバシー配慮:Cookie不要、localStorageにON/OFFのみ保存(保存キー:furiganaTogglePref)
  • 仕組み<html>にクラスを付与し、1行のCSSで<rt>を非表示
  • 区切り表示.ft-label.ft-stateで視覚テキストを分離、記号は疑似要素(CSS)で付与を推奨
  • クラシックメニュー:locationに自動追加、ブロックテーマでは非推奨
  • 描画前反映:FOUC回避のスクリプトで初期状態を先に適用

利用規約・免責事項

最終更新:2025/09/18

  1. ライセンス
    • 本プラグインのソースコードは GNU GPL v2 or later です。 本記載は GPL の権利(改変・再配布・商用利用等)を制限しません。
  2. 提供形態
    • 現状有姿(AS IS)。明示・黙示を問わず一切の保証はありません。
  3. 免責
    • 導入・利用・改変・再配布等により生じたいかなる損害についても、 法の許す最大範囲で制作者は責任を負いません。
  4. サポート
    • 一般向け個別サポートは原則なし。保守契約のお客様には契約条件に基づき対応します。
  5. データとセキュリティ
    • ブラウザlocalStorageにON/OFF(キー:furiganaTogglePref)のみ保存。Cookie/個人情報は不使用。 厳格な CSP 環境ではスクリプト外部化や nonce/hash の設定が必要になる場合があります。
  6. 互換性
    • 動作確認の目安:WordPress 6.6 / PHP 7.4+。 ブロックテーマのメニュー自動追加は非推奨(FAB/ショートコード推奨)。将来の互換維持は保証しません。
  7. 配布と出所表示
    • 正規配布元は このページ です。 第三者配布物の完全性・安全性は保証しません。 「Furigana Toggle」および「千葉まちづくり工房」は当方の製品名/ブランド名です。 後援・提携等の誤認を招く表示は禁止します。
  8. 変更
    • 仕様変更・公開停止・配布終了を予告なく行う場合があります。 取得済みコピーの GPL ライセンス効力は継続します。
  9. 連絡先